親知らずは何故痛い
人の歯は前歯の真ん中から数えて2番目までを切歯、3番目を犬歯、4、5番目を小臼歯、6、7、8番目を大臼歯と呼んでいて大臼歯の一番奥の歯を親知らずと言います。
親知らずと言う名前の由来は親が亡くなってから生えてくる事から親知らずと言われるようです。
普通は18歳から22歳頃に生えてくるそうですが30歳から40歳位で生えてくる場合もあるそうです。
現代ではその親知らずが生える年齢は両親は健在している場合が殆んどですが昔は大変寿命が短かかった為にそう呼ばれていたようです。
親知らずは皆が口を揃えて痛いと言います。
私も丁度親知らずが生えてくると言われる年齢の22歳の時に虫歯でもないのに突然激しい歯の痛みに襲われ夜も眠れずに我慢していたら38度近く熱が出て翌日近所の歯科に行くと親知らずだと言われました。
親知らずは抜かないといけないと誰かに聞いた事があるように思ったのですが私の場合は抜歯の必要な無く薬で散らすと歯科の先生から言われ薬を貰って飲むと今までの痛みが嘘のように無くなり歯科受診をする事もなく痛みが再発する事もなく私の親知らずはそのままの状態となっています。
ですが今思い出してもあの時は本当に痛くてたまりませんでした。
何故、親知らずが痛いのかと言うと原因は人によって違いがありますが多くの場合は親知らずが歯肉を押し分けて出てくるために歯肉が盛り上がった状態になって上の歯に当たって傷付いたりする事が多く痛みが発生するようです。
時には生えてくる親知らずに汚れや細菌が溜まっている事もあって細菌感染によって炎症を起こして智歯周囲炎になる事もあるようで酷い場合には熱が出たり口が開かなくなる事もあるようです。
私の場合はもしかしたら智歯周囲炎になっていたのかも知れません。
皆が口を揃えたように親知らずは痛い物だと言いますが、その痛みは実際に経験した者にしか解らない痛みだと私は思います。
想像を絶する痛みでもあります。
その親しらずですが抜いたほうが良いという意見と痛みがないのであれば放置していても大丈夫だと言う意見に分かれます。
私の場合は放置してありますが大丈夫なのだろうかと不安になります。
歯科の先生に言わせると本来歯は出来るだけ抜かずに残しておきたいと思う物ですが親知らずに限っては残しておいても百害あって一利なしで抜いた方が良いそうです。
親知らずを抜いても全く影響は無いそうですが抜歯の際の痛みを考えると躊躇してしまいます。
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